屋上のドアを開けたら由汰君が寝ていた 「由…宮戸君。さっきはぁりがと」 「いや、眠かっただけやし」 チャラいのに…優しいな 「そういえばさ…北馬ってどこ高受けるん?」 「東馬高だよ」 「さすがやな。東馬とか県内で一位か二位だろ?お前いつもテスト良いもんな。」 「宮戸君は?」 「俺は…わかんね。まだ決めてねーし」