同じ学校だ

「大変怪我してる」

私は

近くに行き

手を差し出した

「あの、 青山高校ですよね」

「あ、あぁ」

男は立ち上がったけど 足を
痛めていて またしゃがみこんだ

「だだ大丈夫ですか?」


「こんぐらい平気だ」


私はハンカチを取り出し

傷口を当てた


「いっ痛ってえな」