驚きのあまり、私は言葉が出なかった 左手の薬指に填められたのは、綺麗なシルバーリング 和哉が…私に? 「高い物じゃなくてごめん…すっげー安いやつなんだけど、クリスマスプレゼント」 私は、溢れ出そうになる涙を必死で こらえた 高いとか安いとか…そんなの関係無い 私にとって最高のクリスマスプレゼントだよ…