「お前ら良くもやってくれたな…この恩、たっぷりと償って貰うからなぁ」
とニヤッと兄貴分が笑った瞬間、後ろで控えていた弟分が飛び出してきた
1人の弟分が俺に殴り掛かる
「おわっ」
俺は慌てて避けるが機械類が邪魔してよろめき、背中を打ち付ける
「いっつ……」
つか、俺何もしてなくね?
何て休憩をしている暇もなく、弟分は俺に追撃をしようと襲いかかってきた
「くたばれ餓鬼が!」
誰が!
俺は相手の拳を上手くかわすとその隙をついて一発腹に蹴り込む
弟分は反応出来ず、腹を抑えて踞った
「大振り過ぎんだよ」
何てゲームの主人公みたくカッコつけてから俺は瑞樹を見た
瑞樹はまあ避けるだけで反撃はしていない
不良達の自滅を狙っているみたいだな
すると、1人の弟分がホッケーのゲーム機に頭を激突させ倒れた
痛そうだな……あれ
何て思ってる俺を露知らず、瑞樹は手を振ってニッと笑った瞬間、
「朔、後ろ危ねぇ!!」
顔を蒼くして瑞樹が叫ぶ
俺は、ん?と呑気に言いながら後ろへ振り向くと不良の兄貴分が手に何か危ない物を持って立っていた



