「・・・月実ちゃん~サンキュー!!」



レンが私を腕の中に引き込んだ。
高鳴っているレンの鼓動を聞いて、自分の鼓動も早鐘を打ち鳴らす。



アイドルのレンに私は抱き締められていた。
レンのファンたちが見れば多分、私、殺されると思うけど。



今は何も考えられなかった。



今、在るレンとの甘いひと時を私は堪能した。