「逸らさないで…俺を見て…月実ちゃん」



レンは私の右頬に手を掛けて、強引に自分の方に向かせる。



「・・・///」



「天使わね…人の顔を見ない…心を見るんだ…俺は月実ちゃんのキレイな心に惹かれた」



「レン・・・」



「俺は天使だけど…月実ちゃんには言えない汚いコトいっぱいして来た。だから俺の方が月実ちゃんには似合わないと思ってる…。でもそれでも…好きなんだ」



「・・・」




レンはそのまま唇を近づけて来た。



私はレンがキスしようとしてるのを理解、瞳を閉じた。


重なる二人の唇。