「終ったぁー」



ようやく今日の授業は終了。



これから私の一番ダイスキな時間。



演劇部の練習。



文化祭から4名部員が増えた。
本当にレンたちのおかげ、感謝感謝!!



私は机の中のモノをスクバに詰め込んで、立ち上がる。




「また、明日…夕海」



「うん」



夕海よりも先に教室を出て演劇部の部室に向かう。



「赤川!」



私を呼び止める男子の声。