すると、少し遅れて来た同僚が私に言いました。 「ゆうじんさん、これ車の所に落ちていましたよ。ゆうじんさんのじゃないですか?」 彼女の手には、むき出しのCDがありました。 ん? 私、こんなの持っていたっけ? 確かに、車でコピーしたCDで、音楽を聞いていた時期もありました。 けれど、最近は聞いた記憶はありません。 どれどれ? 私は、そのCDをもらい、確かめてみました…。 CDには、鉛筆らきしもので、一言「背」と書いてありました。 「うーん。私のじゃないみたい…。」