――SIDE 詩織――

燈南ちゃんが、あたしに話があると言って、部屋にきた。

「・・・あたし、善に・・・
 告白された・・・。」









「・・・ぇ?」









じゃあ、朝、あたしが燈南ちゃんに話した噂は本当だったんだ・・・。

『詩織、噂なんか信じなくていいじゃん。
 ・・・てゆうか、奪っちゃえば?笑』

じゃあ、燈南ちゃんのあの言葉は・・・?

朝から、あたし・・・









騙されてたんじゃん。