「いいんじゃない?お母さんが決めた人なんでしょ? あたしもお母さんに幸せになってほしいしさ。」 「唯歌… ありがとう! じゃあ今度その人連れてくるからね。」 「うん、楽しみにしてるから。」 「あっ、そうだ。 その人、社長さんやってるの。 唯歌、協力できるかもしれないから、もしそうなったら協力してあげてね。」 「う、ん?」 なにを協力すんの? そんな疑問を抱えながら曖昧な返事をした。