「嫌だったら腹に思いっきりいれ
ていいから」
「ちょ、なにすん…ッッ………」
…………俺、何やってんだろ。
そう思うことは思うんだけど、
やめられそうになかった。
「紫樹…ッッ……ぁ…そこ…ダメ
ッッ……ぁ…」
首筋に舌を這わせると、
愛理は甘い声を出した。
…………やべぇ…
すんげーキモチいいかも…。
少しだけ、
胸のモヤモヤ?ムラムラ?が、
とれた気がした。
「紫樹……ッッ………」
愛理の甘い声に、
理性がぶっ飛びそうだ…。
俺………女は嫌いなハズなのに…
なんでこんなこと…。
そう思っても、
やめられねぇものは、
やめられなかった…。

