政略結婚、しました。9



「愛理のクソアホ…」

超いてぇんだけど…。

なんなんだよ!!


「はいはい。わかったから」

「…………お仕置きしてやるよ」

「はぁ?何言ってんの…って、き
ゃあっ!?」

ソファーから立ち上がった愛理の
腕をちょっと強めに引っ張った。




「ちょ、し、ししし…紫樹っ!?」

「愛理のクソアホ」

腕の中に愛理をスッポリと収め、
焦る愛理の頭にあごを乗せた。


「な、なにして…//////」

「なぁ…愛理?」

「ん…?」

「ごめん」

「え。なに…ひゃあっ!!?」

愛理の首筋に顔を埋め、舐めた。