愛理が学校に通い始めてから、 日に日にわからなくなっていく 不思議なキモチに、 戸惑う日々が続いていた。 そんなある日、 俺はとあるハプニングに 遭遇してしまった。 「ただいま〜……って、愛理?」 学校が終わったあと、 久しぶりに親父から 会社に来いと言われ、 行ったら行ったで いくつか仕事を押し付けられ、 それを片付けていたら結局、 家に帰って来れたのは、 10時を過ぎた頃だった。