―第1の関門は、靴箱。


昨日来なかったし、
悲惨なことになってるだろうな…

生卵だったら最悪だな…


そう思いながら、思いきって
自分の靴箱をオープン。


「ウソ…でしょ???」

―靴が、無事だった。

ゴミや卵にまみれることもなく…


もちろん、
画ビョウなんていう、

地味〜な嫌がらせもなくて、


至って普通の靴が、入っていた。