「紫樹ッ!!朝だよ!!起きてぇ―!!
学校に遅刻するよ!!」

翌朝。


愛理のバカデカい声で起きた。


「おはよ」

「……………………」

「紫樹?どうかした?」

「……………はよ」

一瞬、なんで女がいるんだ?

………って本気で思った。



口に出す前に
気づいてよかった…。





………つーか、
俺はすっげー助かるんだけど…




遠すぎねぇ!?




さすがに、
遠すぎてびっくりした…。


この距離でこのデカさって…
どんだけ、
デケェ声出してんだよ。