「はいよ!」
そう言って、教室の後ろのドアを開けてくれた。先生の優しさ、
先生の温かさ。

私、本当に先生が大好き。


「良く頑張った!!明日は、遅れるなよ!!」
と先生は、私の頭をポンポンしながら言った。
先生。こんな幸せな朝があるなら、毎日遅刻するよ、私。
初めて先生とちゃんと話した。一緒に階段を上った。
先生…見てるだけで満足だった私は卒業。
先生が、私の事をこんなにドキドキにさせるなんて……先生が悪いんだからね!


やっぱり見てるだけなんて嫌…。話したい…。笑い合いたい…。
私の事、知ってほしい。
できるのならば、、、、先生の『特別』になりたい………。