毎朝、教室を見て歩く先生の姿を、いつも見ていた。

見ているだけの恋。
誰も言わずに、ただひっそりと先生に恋をしていた。


「先生と生徒の関係…辛いだけだから、諦めなよ!」
そんな友達のアドバイスを、素直に聞き入れる事は
自分でも出来ない事がわかってたから…。
誰にも内緒で先生を想う。

誰になんと言われても、何があっても、永遠の片思いでもいい。
先生を好きでいる事が、私の幸せなんだ…。

先生を知ってるから、自分の毎日が輝いてるんだ。
学校が大好きなんだよ!!
片思いでもいい。ずーとそう思っていた。
でも、あの時知ってしまった。先生と話すときめき…。
嬉しくて、笑って、喜び、幸せを………。