「手遅れになる前に早く行けよ」







そう言った刹那も、泣いていた。







「マジでごめん。俺、パートナーが刹那で良かった」







そう言って再び、ユウを探すために走り出した。







俺の命はきっと今日終わる。







死神の中では異例なほど、早く終わる。







愛する人間を守るために。













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