「本当にごめんなさい」 「ユウは優しいな。こんな最低な俺に謝るなんてさ」 「ジュン君は最低じゃないよ!あたしが、悪いから」 全部知った後、その後でもユウは同じことが言える? 俺はユウの額に指を当てた。 「痛いだろうけど、我慢して」 俺は指をユウの額に強く押し当てた。 ユウの記憶を戻すために。 .