次の日、いつも通り刹那と学校に向かった。 俺達が住んでる所から高校まではかなり遠く、いわゆる電車通学ってやつをしなければいけない。 前は学校の近くに住んでたけど、学校の近くだとストーカーが多いから引っ越した。 さすがに毎日たくさんの女が家の前にいたら気持ち悪いだろ? 「痛てぇ!」 誰かに思いっきり足を踏まれた。 この先、絶対に朝の満員電車に慣れることはないだろう。 .