その意味を理解してくれたらしく、刹那は言った。 「俺は人間を助けたりしねぇから大丈夫。ジュンもバカな死神にはなるなよ?」 「当たり前、」 他人の…、しかも人間のために死ぬとかバカバカしすぎる。 俺は自分のために生きるから。 「じゃーそろそろ寝る」 そう言ってリビングから自分の部屋に戻って行った刹那。 時計の針は午前12時ちょうどを指していた。 .