「あたしは慎也(シンヤ)君が大切だから、ごめんなさい」







頭を下げるユウ。







そんなの聞いてあげないけど。







俺はユウの額に人差し指を当て、ユウに言った。







「ユウは俺のことを好きになるから大丈夫。」







数多くある死神の力。







その中の、記憶を変えてしまう力を俺は使ったんだ。













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