スノードーム





それは昨日ヨシくんが忘れていったケータイのせい。


昨日、安心したのかあのまま知らないうちに寝てしまっていた私。

寝ながら泣いていたらしい。


はっとして目が覚めたのは既に朝。


その時にはもうヨシくんは部屋にいなくて。


傷一つない綺麗なケータイ(その綺麗さに一瞬本当に使っているのか疑問に思った)だけがベットの上に転がっていた。


リビングにいないところを見ると、私が寝てから帰ったんだろう。


申し訳ないと思いながら隣に立っているヨシくんの家に届けに行けば、もう学校に行ってしまったと言われたのだ。


朝練もないのに早くない?そう思ったもののいないのならば仕方ない。


じゃあ学校で渡しますと言ったら、ついでにとおばさんから忘れたお弁当も預かった。