ぼくの名前は光星(こうせい)。
星のようにキラキラ光るような人に育って欲しいという親の願いが込められている。


そんな親の願いも虚しく幼いときに重い心臓病にかかりそれからずっと入院。
輝く星どころか消えて見えなくなる星みたいな存在になってしまった。


そして17歳の冬、病院で主治医に言われた言葉が余命一年。


虚しいんだか悲しいんだか涙が全然出てこなくてただただ絶望と親に対しての罪悪感にさいなまれた。