「ここは?」

あたしは一番後ろの窓側の席を指差した

「いいょ〜んじゃここにしますか!」

「うん、決定✩」

今の所直輝はこっちに来るという感じではない

直樹・・・お願いだから・・・来ないで・・!

「そろそろいいか〜?」

ガタッ

その瞬間、爽やかなミントの香りが鼻にツーンと来た

あれ・・・?この匂いってなんか知ってるような・・・

「よし、これから3ヶ月はこれで授業するぞ」

先生がそう言った時、あたしは嫌な予感がして横を向いた

……

直輝…だ…

「直輝…?」

「あ……よ!たまたまここしか空いてなくてさ…wwwごめんな。俺みたいなうぜー奴でwwなんか落ちたりしても無視していいからwww2ヶ月だけは我慢してな?」

そんな…

直樹・・?何で離れてくれないの・・?

苦しいよ・・・

…………