「へ?あ、あぁ…先生ね。」


引いた?


「あ、どんな先生?」


どんなって…


「んーと、カッコ良くて…頭良くて…杏里?」


何か顔がひきつってる。


「ん?いやーその人って…どんな性格?」


「あっ、優しいかな?」


「よかったぁー」


杏里は膝をガクッと落とし、ほっとした表情をした。