林檎型ピアス




うつむく前川さん
赤くなったまま…




「あ、え?あ、ごめん別にそんなつもりじゃ…」


「もし言いにきてくれたのが男の子でも女の子でも態度は変わんないもん…」




赤い、赤い前川さんの頬
目線を横にうつしさっきまでのぽけぽけ感が一気に消えた



会話ごとに変化する彼女の表情



「そうだよなーわかったわかった」




「なんで棒読みなのー!」



前川さんが俺の腕をゆさぶってくる




「はいはい離して」




「ね、別に戸田君のことなーんとも思ってないんだからいいでしょ?帰ろう?」




「あぁ」




結局俺は前川さんと帰ることになった



窓の外を見るとこんな暗くなってるし女一人でも危ないだろう



丁度いい、送るか。