「・・・・・別に。」
本当は言ってしまいたい。
信じられる仲間だからこそ隠し事は心が痛い。
でも、もしこのことを言って柚の前で口を滑らしたりしたら松木家の環境が悪くなるかもしれない。
「翔、なんか知ってるんじゃないの?」
「・・・・・幸。」
本当に言って俺は後悔しないか?
「翔、なんか知ってんなら言えや!!」
「そーだ、そーだ!!言えや!!」
信也の次に椿がおもしろがって続いて言ってくる。
俺は、コイツら2人のことで悩んでる。
だって、口滑らせるもん。これは絶対と言える・・・。
「わかった。でも、条件がある。」
「何、翔?」
「柚の前では絶対にこの話題に触れるな。」
俺の真剣の声が届いたのかみんなは真剣な顔つきになった。
「「「「わかった。」」」」
4人が承諾してから俺はゆっくり話始めた。
