俺は、どうやって転入生を光龍に入れようか考えていた。
その間に、幸たちは光龍の仲間たちの話をしていた。
転入生は、どんな表情をしてるかわかんないけど、ちゃんと聞いてくれてるみたいだ。
光龍は本当にいいところだ。
1代目、祐瑠さん、3代目がトップでやってきた族だ。
総長は、みんなに慕われていたが、とくに祐瑠さんの信頼は半端なかった。
もういない先輩だが、多くの先輩は昔の俺みたいだったそうだ。
そんな時、居場所をくれたのが祐瑠さんだったそうだ。
昔の思い出をふと思い出してると、隣のイスが引かれた。
俺は、とっさに転入生の腕を掴んだ。
「なんか用?私、帰りたいんだけど・・・・・。」
強気なところも祐瑠さんそっくりだ。
俺は、転入生の言葉を無視して聞いてみたかったことを聞いた。
「花井は、幸たちの話を聞いて光龍はどんなところだと思った?」
「何、いきなり・・・・。」
「いいから、答えろ。」
さぁ、なんて答える。
お前の父親が作り上げてきた族を。
好奇心でいっぱいの俺が考えていた答えとは違く、予想外の答えが返ってきた。
「はぁ!?人にものを頼むときは、敬語を使え!!」
