そんな光景を見て、大将も諦めたのか「今日だけだぞ。」と言って笑ってた。
酒を飲みながら祐瑠さんの話を聞いた。
暴走族の総長のこと。
結婚してて、息子と娘がいること。
暴走族の仲間のこと。
祐瑠さんの話を聞いてて、この人は表情が豊かな人だと思った。
人生を正直に生きてる人だと思った。
「俺、光龍に入りたいです。」
そして、祐瑠さんのような人になりたいと思った。
祐瑠さんは、少し驚いた後、優しい笑顔になった。
「あぁ、いいぞ。けど、条件つきだ。」
「条件?」
「あぁ。・・・・親と話てこい。」
「え!?・・・・・でも。」
「翔。お前はまた逃げるのか?・・・・俺もついて行ってやるから逃げるな!!」
その言葉に俺はまた救われたような気がした。
「はい!!お願いします。」
