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ふと目が覚めて、時間を見ると午後7時。
ご飯の時間・・・。
ダイニングに行くと、草太と涼介があたしの家族と共にご飯を食べている。
「おぉ!なにしてたんだよ!」
草太が言う。
「ちょっとね・・」
歩いて席に着く。
涼介の顔が見れない・・。
「目赤いよ?なんかあった?」
涼介が顔を覗く。
見ないでよ。
よけいつらくなる。
「・・ううん!なんでもないよ!目が痛くてこすったらこうなっちゃって・・」
・・・・・とっさに出た嘘・・。
「そっか・・・あんまこするなよ〜!!」
「うん!」
やばい、、笑いながら涙がでそう・・・
私は一目散に部屋へ駆け込んだ・・
「おい!」
後ろから2人の声が聞こえてくる。
私は急いで部屋に入りカギをかけた・・・。
部屋の外で2人が話し掛けてくる・・・
「「おい!冴?!どぉしたんだよ?!」」
「・・・なんでもない」
「涼介、ちょっと向こう行っててくんねぇ?」
「・・わかった。俺も話したい事あるから早く済ませろよ。」
