HAPPY GO LUCKY!!

何だよ、それ…。

こいつ、絶対にバカだな。

もしかしたらエリート校に通っていたこと自体も絶対ウソかも知れない。

しかし、
「んっ?」

穂波が笑いかけてきて、首を傾げてきた。

クッソー…。

その顔で笑いかけんじゃねーぞ、チキショーが。

絶対確信犯だ、こいつ。

「今日だけだぞ!

プラス1回だけ!」

もうヤケだ!

ヤケを起こすしか、今は他がない。

穂波は目を閉じる。

ったく、何だよその準備のよさは。

一応、穂波の方が年下なんだよな?