HAPPY GO LUCKY!!

そう言った瞬間、顔が紅くなって行くのが自分でもよくわかった。

「俺も、その…穂波が、好きだ。

夫として、お前が好きだ」

心臓がドキドキとうるさく鳴っている。

止まれ、心臓!

いや、止まっちゃったら止まっちゃったらで困るんだけど。

とにかく、今は穂波のせいでドキドキがハンパなさ過ぎるんだよ!

「じゃあ、キスして?」

穂波が言った。

「――はっ…?」

この人、今とんでもない発言をしましたよね?