HAPPY GO LUCKY!!

俺は袋から買ってきたサンドイッチと飲み物を取り出した。

「ほら、オレンジジュース」

「…ありがとう」

俺の手からオレンジジュースを受け取ると、穂波はパックにストローを入れると口に含んだ。

俺もコーヒー牛乳のパックにストローを入れると1口飲んだ。

「たまごときゅうりのサンドイッチとハムカツサンド、どっち食う?」

そう聞いた俺に、
「…拓ちゃんから選んで」

穂波が言った。

選んでって…。

「あのさ、怒ってねーから」

そう言った俺に、穂波が驚いたような顔をした。

「本当に心配で見舞いにきたんだからな。

そりゃ、いきなり机をたたいた時はビックリしたけど」