HAPPY GO LUCKY!!

はーあ、何でよりによって、授業なんか入ってるんだよ。

3時間目、俺は3年6組に向かっていた。

今朝のこともあってか、俺は気が乗らなかった。

だって、穂波のあんな姿をこの目で見たんだぞ?

このまま何事もなかったかのように授業をやれって言う方が間違ってるよ。

「このままサボっちまおうかな」

でもそれじゃあ、生徒に示しがつかない。

何より俺がこないとなると、それは面倒なことになるかも知れない。

できることなら、穂波に会いたくねーな。

なんて思っていたら、教室の前についていた。

ガラッと、ドアを開ける。