HAPPY GO LUCKY!!

「えっ、ご存知ないんですか!?」

永田先生は驚いたと言うように俺に聞き返してきた。

「あっ、いや…し、知ってます!

はい…」

俺は曖昧に言って、曖昧に首を縦に振ってうなずいた。

何が“知ってます”だよ。

ウソついてんのが見え見えじゃねーか。

つーか、一体どう言うことなんだ?

さっぱり、話の意味わかんねーんですけど。

なんて思いながら、俺は首を傾げた。

いつの間にかついた職員室に入ろうとドアに手を伸ばしたら、ガラッとドアが開いた。