HAPPY GO LUCKY!!

教頭先生はポンと、俺の肩をたたいた。

「約束させてください。

できる限りのことはつくします」

教頭先生が言った。

「教頭先生!」

バタバタと廊下を走りながら永田先生と穂波が現れた。

「拓ちゃん、どうしよう!」

俺と会ったとたん、穂波が泣きそうな顔で叫んだ。

「江口さん、落ち着いてください」

そんな穂波を永田先生が慰める。

「江口先生、わたしも未熟ですが最後まで頑張ります」

俺に視線を向けると、永田先生が宣言した。