HAPPY GO LUCKY!!

その時だった。

「光!」

バタバタと、教頭先生が職員室に入ってきた。

「どうしたんですか?

校長先生が何か?」

荒い呼吸を繰り返している教頭先生に、永田先生は問いかける。

「江口先生、彼女は学校にきていますか?」

俺に視線を向けると、教頭先生は言った。

「はい」

俺が首を縦に振ってうなずいたことを確認すると、
「光、今すぐ江口を校長室に連れてきてくれ。

先生は今すぐ校長室で、校長先生から話が」

教頭先生はすぐに指示を出した。