HAPPY GO LUCKY!!

そりゃそうか、前の学校では行事が何にもなかったって言ってたからな。

穂波は楽しいに決まってるだろうな。

「何より、拓ちゃんも一緒だって言うのが嬉しい!」

「ハハ、そうか」

ふと視線を向けると、永田先生と教頭先生がいた。

彼らも食べ物を片手に一緒に回っている。

「永田先生と教頭先生、どこで出会ったのかな…」

穂波も2人に視線を向けていることに気づいた。

「何で?」

「だって、すごく年が離れてるから」

確か、17歳差だと言っていたことを俺は思い出した。