HAPPY GO LUCKY!!

さて、俺はどんな風にこき使われるのでしょうか?

無事に体育祭を終え、俺たちは無事に我が家に帰ってきた。

寝室でジャージからスウェットに着替えている俺に、
「拓ちゃーん♪」

後ろから穂波に抱きつかれた。

「わわわっ…」

突然抱きつかれた俺は戸惑った。

「何だよ、どうした?」

「何って、そんな野暮なことを聞かないでよ」

…どうやら、早速こき使いにきたみたいだ。

「拓ちゃんだって、写メられてもまんざらじゃなかったくせに」

ううっ、それを言われるとは思っても見なかった。

「それで、何だ?」