「――あ、次だ」
穂波もアナウンスで我に返ったらしい。
俺は慌てて穂波から離れた。
「って、ちょっとー」
何だか穂波は不服そうである。
「出るんだったらやってる場合じゃないだろ」
「えー、今いいところだったのにー!」
アホか!
心の中で毒づいた俺に、
「じゃあ、1番になったら何かご褒美くれる?」
「…はっ?」
ご褒美って、何の?
「あたしが1番になったら、拓ちゃんから何かご褒美が欲しいの♪」
いやいやいやと、俺は首を横に振った。。
穂波もアナウンスで我に返ったらしい。
俺は慌てて穂波から離れた。
「って、ちょっとー」
何だか穂波は不服そうである。
「出るんだったらやってる場合じゃないだろ」
「えー、今いいところだったのにー!」
アホか!
心の中で毒づいた俺に、
「じゃあ、1番になったら何かご褒美くれる?」
「…はっ?」
ご褒美って、何の?
「あたしが1番になったら、拓ちゃんから何かご褒美が欲しいの♪」
いやいやいやと、俺は首を横に振った。。



