HAPPY GO LUCKY!!

「また行きたいな、今度は3人で」

そう言った穂波に、
「えっ?」

俺は耳を疑った。

3人って、一体どう言うことなんだ?

穂波はクスッと笑うと、
「拓ちゃんとあたしと子供の3人で行きたいなって言う意味だよ」
と、言った。

ああ、なるほど…って、はい!?

「拓ちゃんは行きたくないの?」

いや、もちろん行きたいです。

けど…まさかの子供ですか?

あまりにも先過ぎる出来事に、俺はポカーンと口を開けた。

そんな俺に、
「はい」

穂波は小さな袋を差し出してきた。