HAPPY GO LUCKY!!

俺の言葉に、穂波はニンマリと勝ち誇ったように笑った。

「1ヶ月前、酔っ払った拓ちゃんがあたしをお持ち帰りしたでしょ?」

お持ち帰りって、
「まさか、あの時ベッドにいたのって…!?」

「ピンポーン!」

あ、正解した…じゃなーい!

「でもホテルまでお持ち帰りしてくれたのはいいけど、あたしがシャワーを浴びている間、拓ちゃんったら寝ちゃったじゃない。

あんだけ飲んでたら仕方がないのかも知れないけど」

呆れたように、穂波はため息混じりで言った。

あの時の俺よ、言ってやりたい。

お前が酔っ払ったばっかりに今めんどくさいことになっている!