HAPPY GO LUCKY!!

まさかあいつ、溺れたのか!?

嫌な予感がして俺は服を着たまんま、海に入った。

「おい、穂波」

穂波がいたところまできたら、グイッと腕を引っ張られた。

バシャッ!

「――ブッ…!」

視界は青一色である。

慌てて顔をあげると、
「ひっかかったー!」

ゲラゲラと笑っている穂波がいた。

「お前、騙したな!?」

立ちあがって穂波に抗議をしたら、着ているポロシャツとジーンズが肌に貼りついた。

うわっ、気持ち悪い。