××× ~姫vs美男~

よく考えてみると、凄いな!

『新!私あれ乗りたい!!』

新は、クスっと笑って

「いいですよ。乗りましょう!」

私に着いて来てくれているみたいだ。

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『はぁはぁ・・・・』

これ・・・(名前すらも思い出せない・・・)

異常だな。

人間を椅子に座ったまま、回していいなんて

誰が考えたんだ!?

気持ちのまま

横でニコっと何もなかったような

爽やかな顔の、新たに言った。

「うーん、誰でしょうね・・・意外にもひかるちゃんの祖先かもしれませんよ」

『バカヤロー』

それから、私達はいろいろなところに周った。

"メリーゴーランド"
"コーヒーカップ"
"ゴーカート"・・・などなど

初めて知ったのは

"お化け屋敷"は、

本物のお化けが出てこないってこと。

私はそれを勘違いして

新の手を思いっ切り強く握りしめて

お化け屋敷の中を走り回った。

でも・・・出口が見えなくて・・・・・

私の瞳がウルッときた時に、新が

「ひかるちゃん・・・?そんなにビビらなくても大丈夫ですよ?ぜーんぶ・・・・・俺達と同じ人間がお化けになってるだけですから」

と言ったところで、私の瞳からスッと涙がなくなり

すぐに出口を見つけお化け屋敷を出た。

『あ、らた・・・もっと早く言えよ・・・・・』

もうすぐ、新の前で

涙を見せるところだった・・・・・。

「あ、すいません。それは・・・知っているかと思いまして」

深々とお辞儀をする新。

『あ、いや・・・そこまでしなくても・・・』

「え?」