××× ~姫vs美男~

『へぇ~初めて来た・・・』

周りを見渡すとビルや店がずらりと並んでいる。

私が住んでいるところは

もう少し落ち着いている。

「ひかるちゃん、行きましょう」

そう言って、スッと手を出した新。

これって・・・・・

『手・・・繋ぐってことか?』

「ダメですか?」

子犬のような目を見せた

ジェントルマン、新。

ちっ

『しょうがねぇな』

私は新の手をとった。

「すいませんね、ワガママで」

『ホントだ、ガキだなー』

クスクスと笑う私。

『で?どこ行くんだ?』

そういえば、まだ聞いていない。

「う~んまずは・・・遊園地でも?」

おぉぉぉぉ!!

『いいのかっ!!??』

私の勢いに少し驚き気味の新。

「はい。行きたいですか?」

『当たり前だっ!!!』

「ひかるちゃんの方が子供みたいですよ?」

微笑みながら言う新。

『言うな』

そうして、私達は歩き始めた。

遊園地はとても近いらしい。

街の中を歩いている間、通り過ぎていく人々に

「何~!めっちゃ美男美女じゃん!!」

「モデルかな~?」

「羨まし~~!!」

などなど・・・

キャーキャー騒がれた。

まぁ・・・手、繋いじゃってるしな・・・。

新が美男っていうのは分かる。

でもそんな横にいる私は・・・美女と言っていいのか?