運命ならば、いなくならないでほしい。

いや・・・離さない。

永遠に・・・。

『ん~~~・・・』

自惚れていいんだよな・・・。

俺は寝ているようなひかるの綺麗な髪を

撫でた。

すると・・・

『聖ー也ーー』

ひかるがいきなり俺を・・・

「おい・・・」

押し倒した・・・?

なぜか俺の上に乗っかっているひかる。

「ひかる・・・」

肩を掴み、顔を覗き込んでみたら・・・

『せ・・いや・・』

「ん!?」

なぜか・・・

なぜか・・・

唇を塞がれていた・・・。

コイツ・・・酔うとこうなるのか??

はぁ・・・。

理性が・・・。

俺は離れようとしたひかるを抱き寄せ、

唇を塞いだ。

ひかるは・・・抵抗していない。

ホントにやばいな・・・。