「は~い皆~!並んで~」

麻美ちゃんは元気よく言った。

「ささっ行くよ~!」

愛瑞は私の肩を

ぽんぽん、と叩いて

ドアのところまで行ってしまった。

『はぁ・・・』

やはり溜め息が出てしまう。

「ひかるちゃん!早く~!!」

心を緊張させる人物・・・

麻美ちゃん。

まぁ・・・

でも、しょうがないか。

・・・そして

始まってしまった。

学園祭。