何日か経って、学校が始まった。

愛瑞は私の気をつかってくれたのか

白琥との話には触れず

いつも通り話しかけてくれた。

私もそれに答えていた。

そんなあるとき、

「ねぇ~今度さ、合コンしない?」

ん?聞き間違えか?

愛瑞・・・彼氏いますよね・・・。

『愛瑞・・・さん?』

「なぁに?」

『彼氏いま「ひかるのために決まってるでしょ!」

で、ですよね。

愛瑞が自分のためになんてね~・・・。

ないない。

ってか・・・!

『何で、私のため?』

「だってさ~、男に触れといたほうがいいと思ってね?」

天然なのか本気なのか・・・。

・・・でも、これを機に

あいつ等を少しでも忘れられるかもしれない。

そう思った私はバカだったのか・・・?