海には客・・・?らしきキャピキャピした女とゴツゴツした男達がにぎわっていた。

『人・・・多いな・・・』

「そりゃそーだよ~!ここ一応皆の海だからね~!」

匡はもう海パンになっている。

『楽しむ気満々だな!』

そう言ってやると

「ひかるちゃんも早く脱ぎなよ~!」

爆弾発言をした・・・。

脱がなくちゃ泳げねぇのは分かる。

でも・・・なぜか白琥のだいたいの人の視線が、痛い。

「早く脱いでよ~!」

急かす、匡。

「手伝いましょうか?」

恥ずかしいことをサラッと言う、新。

聖也は・・・

じーーっとこっちを見ている。

『はぁ・・・もう!脱げばいいんだろ脱げばっ!!』

私はデカい声で言ってとりあえず脱いだ。

周りの反応は・・・

「細すぎでしょ」

「胸ねぇな・・・」

「大人っぽいですね」

それぞれ個性的な反応・・・。

匡!細すぎってなんだよ!貧乏みてぇじゃねぇか!

聖也!胸について触れるな!

新・・・!ありがたいです。


『入るぞぉ~!!』

「ひかるちゃ~んノリいいね~!!」

海の方に走って行った私に

匡が浮き輪を持って着いてきた。